特定技能2号への道 技能実習2号が終了したら特定技能1号⇒特定技能2号?それとも技能実習3号? どっちが得なの?
特定2号になれる範囲が広くなるというニュースが2021.11.18に発表になりました。
整理すると、そもそも現在は14職種中 建設と造船のみが特定2号になれる。
今後残りの12職種も特定2号になれるようになる、という意味です。
・特定技能1号とは・・・技能実習2号終了者や、指定された試験、
職業訓練を受けた外国人がその職種で日本で就労できるというもの。
在留期間は5年まで。
・特定技能2号とは・・・在留期限上限なし、家族と一緒に在住可能
熟練技能者である必要あり。
【特定技能を検討している東京とびの会社さんへの説明経験談】
自社で卒業させた元技能実習生2号卒業生が再来日して復帰したいとの希望あり。
その際に、
特定1号がいいの? 技能実習3号がいいの?
今回の受け入れ会社様、再来日希望の方の重要ポイント・・・
復帰後、より長く日本にいたいとの希望、会社もそのように希望
特定1号の場合・・・
1.特定技能生を受け入れるにはまず受入企業の必須条件は・・・
★建設業許可、建設キャリアアップシステム加入
★建設技能人材機構JACに会員になること(年会費+月会費)
正会員になると会費が高いので、間接的に一般社団法人東京建設業協会への加入で足ります。↓↓↓
★登録支援機関に支援を依頼(監理団体の役割)
支援内容10項目あり(必要に応じて契約するスタイル)
https://www.moj.go.jp/isa/content/001335263.pdf
参考までに:実習生の場合支援一括フルコースで35,000円から40,000円
- 特定2号になるためには
本人要件:とび評価試験(まだない)またはとび1級、
建設キャリアアップシステムレベル3(約8年1720日)、職長経験、各資格
会社要件:受け入れ会社としての要件はあるのかは不明
※技能実習3号の場合受入れ会社としての規制あり
- 受入れ後講習受講 (全建設特定技能生) 15400円/回
FITS一般財団法人国際建設技能振興機構主催 適正就労監理機関。
- 他費用として 来日渡航費、特定技能生保険加入費、キャリアアップシステムカード作成費用、寮の準備
技能実習3号の場合・・・
実習生総合保険加入費用、随時2級受験料)、終了時の帰国旅費、在留資格認定申請費、その他移動費実費、監理費等大体技能実習生を3年間で卒業させた会社様なら予想がつく項目となります。
今回受入会社様が選んだ道は、、、
まず3号で復帰してもらう。
そして、2年後に特定技能1号になる
技能実習歴も含めて特定2号になるための就労履歴を積み上げて、資格要件、期間要件をクリアしたら特定2号に移行し、家族を呼びよせる。
というものになりました。